静岡県の農産物: 山口さんの紅ほっぺいちご農園 3(12月初旬)

山口玉子さんと娘さんの晴香さん。

先週の月曜日(12月6日)に、この8日間で2回目となる伊豆半島への取材に行って来ました。
今回は山口さんの紅ほっぺいちご農園に、3回目となる取材でお邪魔させていただきました。

山口さんの娘さんの晴香さん(彼女は私の勤務している大学での生徒でもあります!)がJR三島駅まで迎えに来てくださり、伊豆の国市の韮山にあるお家まで乗せていただきました。

この日もいつまでも続きそうな秋空が素晴らしく、私たち全員が終始富士山に目を奪われていました!

晴香さんのお父さんの光雄さんは会合のため外出中でしたので、光雄さんに負けず劣らずイチゴに詳しい晴香さんのお母さんに取材をさせていただきました。
私と晴香さんが山口さんのお家に着いたとき、お母さんの玉子さんはまだビニールハウスでお仕事中でしたので、待っている間にお家を見せてもらい、近所へと散歩にゆったり出かけました。

ここはイチゴを詰める箱を置いている部屋です。
毎朝大忙しです!

通常、イチゴは朝早くに収穫され、そして大きさ別に分けられてから次の日の朝に出荷されるまで大型冷蔵庫で保管されます。

山口さんの家の近くで廃業した焼き肉屋さんの看板を見つけました。看板にある菊源氏という名前のお酒は、かなり昔に万代酒蔵と合併した伊豆半島にある酒蔵で作られていたお酒です。きっとこの焼肉屋さんはかなり前に廃業されたのでしょうね!

山口さんのお家の隣には若宮神社と呼ばれる神社の入り口があります。
改めて周りを見てみると、神社の多くが田舎に追いやられていますね!

この神社は他の神社と比べてそこまで古くはない(1926)ですが、貫録がありますね!

晴香さんのお母さんがやっと仕事を終えられたので、私たちは数あるビニールハウスのうちの1つへと向かいました。
それぞれのビニールハウスの前には箱が置いてあります。この箱はミツバチの巣箱です。山口さんは巣箱の見てくれには気にせず、実用的に使えるようにしています。どうやらミツバチたちも気にしていないようです! ミツバチはとても温厚で人間と同じように扱われます。
通常、他の農家さんなどではお金を払って巣箱を貸してもらいます。
ミツバチを使わずにイチゴ栽培をすることも可能でしょうが、大きく形の整ったイチゴを栽培することは無理でしょう!

外見からはわかりませんが、この「巣箱」は泥棒に盗まれないようにしなければいけないぐらい価値のあるものです!(残念ながら巣箱の盗難は日常茶飯事です!)

巣箱の出口は小さく、ビニールハウスへの入り口は大きくされています。

ビニールハウスの中の様子。葉っぱが生い茂っていますが、その下にはたくさんイチゴがなっているので心配ありません!
それぞれの苗から平均20個のイチゴが収穫できます!

それぞれの農家さんには独自の栽培テクニックがあります。
山口さんのところではこの機械でビニールハウスの中の温度を30℃近くに保っています。

この装置はイチゴの結実を促すため二酸化炭素をハウス内に送り出します。
山口さんはこの機械を最小限の頻度で慎重に使うようにされています。この機械を利用せずにイチゴ栽培はできないことを理解されているので、山口さんは細心の注意を払い使用頻度を抑えています。

山口さんの農園では苗を土に植えた瞬間から殺虫剤を使わないようにしています。色々な方法で害虫と戦っておられ、例えばこの黄色い粘着性のカードは特にハエなど多くの虫を捕えることができます。このトラップは苗の上のほうに仕掛けられているのでミツバチが引っ掛かることは決してありません。山口さんはテントウムシなど害虫の天敵となる虫も利用されています。

この仕掛けはもともとネズミを捕るためのものですが、このように巣箱の上に置いておくともっと厄介な虫たちを捕えてくれます!

スズメバチや他の害虫!

夜のあいだはハクビシンをかわすためにビニールハウスを電気の流れるワイヤーで囲わなければいけません。ハクビシン(一晩で全部のイチゴを食べきってしまいます!)は1945年ごろ中国からここ静岡県にペットとして持ち込まれたものが野生に捨てられて繁殖したそうです!

イチゴの苗と苗との間にはもみ殻で満たされており、これは過湿を防ぎ収穫を容易にします。

イチゴの花です。

ミツバチが受粉させてくれています。
このミツバチが作るハチミツは高級品です!

朝に収穫されたばかりの午後のイチゴの様子。

この時期はクリスマスケーキ用のイチゴの需要が大きいため、小さめのイチゴに高い値段が付きます。
クリスマスが終わった後はイチゴが大きく育つよう定期的に剪定します。

しかしこの時期にもかかわらず、この大きなイチゴのサンプルを4箱もいただきました!

とても大きいイチゴ!
イチゴは必ずヘタの部分を取らずにパックされます。というのもヘタを取ってしまうと30分でビタミンCや他の栄養が失われてしまうからです。
ケーキに乗っているヘタのないイチゴはそこまで栄養はありませんが、普通のサイズのイチゴを6個食べるだけで1日に必要なビタミンCを取ることができるのです!

山口さんの紅ほっぺいちご農園
〒410-2114
静岡県伊豆の国市南條8
Tel:055-949-2330

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